教科書68、69に「一枚の絵」という詩があります。
この詩では、直喩、隠喩を使った比喩が使われています。また、擬人法や倒置法が使われている詩です。
詩の世界
「一枚の絵」 木坂 涼
一羽の水鳥が
ことのほか早く起きて
湖水を
めぐった。
画家きどりで
足を
絵筆にして。
水面に
朝の色を配りおわると
水鳥は
湖水の隅で
動きをとめた。
自筆の
サインのように。
まとめ
内容
早朝の湖水に行くと、一羽の水取りがいた。
水鳥の動きは画家きどりで、まるで
「一枚の絵」を描いているようだった。
表現技法
比喩…あるものを別のものにたとえる。
直喩…「まるで」「ようだ」などを使う。
隠喩…「まるで」「ようだ」などを使わない。
擬人法…人間でないものを人間に見立てる。
倒置…言葉の語順を普通とは逆にし、印象を強める。
「足を絵筆にして、湖水をめぐった。」という文を倒置法を使って文にしている。
詩の種類
| 言葉 | 文語詩…昔の言葉(文語)で書かれた詩。 |
| 口語詩…現代の言葉(口語)で書かれた詩。 | |
| 形式 | 定型詩…音数に一定のきまりがある詩。 |
| 自由詩…音数にきまりがない詩。 | |
| 散文詩…普通の文章のように書かれた詩。 | |
| 内容 | 叙情詩…作者の感情をうたった詩。 |
| 叙景詩…自然の風景をうたった詩。 | |
| 叙事詩…神話や歴史的事件をうたった詩。 |
「一枚の絵」の詩は「口語自由詩」である。


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